8.なぜ手を放してしまったのだろう

放した手はまた繋げばいい、とどこかの誰かが言ってたけど、実際放した人は繋ぎにくいし、放された方もそれはそれで迷惑だし。

と、何でこんなのとを書くのかというと。

ここ3年の間に、ものすごい人との関わりが薄くなったことを実感して。誰のせいとか何が原因とかいう話しじゃなくてね。
とにかくものすごく薄くなった。
もともとそんな深い繋がりとか好きじゃないし、そこまでしても他人には変わらないし、寂しさとか切なさとかがある訳じゃないけど、自分のこのどうしようもないクズっぷりがどうにも情けなくて。

毎回放す前に考える。

本当に放していいのか。

結局いいと判断して放してしまうけど、そもそも繋いだものを放す必要ってあるのだろうか。

そこですよね、問題は。

私のまずの問題は、なぜ放そうとかどうかの判定をするのか。
別にその選択をせずとも、放っておけば済む話を、厄介にするのは他でもない私。

そこに気がついた時、思わずコミュニケーション障害を疑いました。
所謂お話が上手くできないとか、人見知りが激しいとか言う類のものではなく、もっと潜在的な何かおかしいことになっているのかもって。


考えすぎだといいんですけどね。

Fin.